猛烈な雨の江ノ島から葉山紀行
昨日の休日、朝から晴れの予報。
こんな休日は海にサイクリング。
今週は、江ノ島から葉山方面へ。
風光明媚な神奈川県は、海沿いにも色んな所が有って、なんど訪れても飽きない。
葉山に有る御用邸前の海岸の芝生の上で、しばし夏の日差しを楽しむ。
素晴らしいロケーションだ。
立石の駐車場に到着すると、奇麗な花がそこかしこに咲いていた。
真っ青に抜けない、グレイッシュな青空のこの季節には、この色彩がよく似合う。
鎌倉から江ノ島まで帰ってくる道中、海の色が思いのほか美しい事に気がついた。
ちょっと青いかも!
徐々に奇麗になって来ているのかな?
僕がカメラを向けていたら、車窓の風景を撮影する人たちも、しきりにカメラを海に向けていた。
やはり旅は素晴らしいなどと感じながらの帰路、遠くの空に雷雲が育ち始めている。
まさに不気味な雰囲気だ。
こちらはまだ雨が降っていないのに、平穏だった川の水位が、異常なまで膨らんで来た。
一気に堤防を超えそうな勢いに怖じ気づいていたら、バケツをひっくり返す程の雨が降り出し、何度もぴかっと光った瞬間、雷鳴が轟き、さすがに恐い。
しかし自転車をこぎ続けるため、へそを隠す暇などもない。
しまいにはペダリングする足のくるぶしまで水没する程冠水し、川に流されるんじゃないかと、生きた心地がしなかった。
非常に恐ろしい体験になってしまったが、喜憂取り混ぜの125.5kmの湘南紀行になりました。